火曜日, 7月 31, 2012

写真家にとって、写真観とは死生観と同義だ

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好きなモノを撮るという習慣がなくて、オーダーされたものを撮るばかりが私には写真であって、いかに自分流の解釈をいれないで、オーダーに忠実でいるのかが重要なこと。
あとは、難しくしないで、クライアントに納得をしてもらうこと。
染み付いたものはなかなか抜けはしないし、それ以外の方法を見出すこともできない。

酒飲みません。外見は大酒飲みにみえるらしいですが。夜は出歩きません。家に居ます。
もうこの時点で営業的には損をしていますよね。
それでもコンスタントにある仕事をしてきましたが、いつの間にか、倍の仕事量をこなしても、実入は半分、よくよく考えてみれば、1/4の単価で仕事をしている状況に。

そろそろ外に出ないと無理ですね。
東京、大阪、さらには海外に、あとは腕だけでチームに加えてくれる所を見つけないと。ちょっと一流がどんな仕事かわかってきました。大きな事を言うつもりはないですが、ここからでも踏ん張ればアウトプットは勝負できます。
問題はアウトプットまでに至る過程で人と人の対応ができるかどうか。
もうここは踏ん張るしかないところです。

この夏が正念場、誇れる作品を作らないと、それを持って営業することができませんからね。

説明はできないが転換期になる気がする


ぼちぼちと営業のつもりで東京に、
魑魅魍魎が住む場所ですから緊張します。

とあるお仕事に参加させて頂いて、ほぼ見学のつもりが、大いなる先生のロケハンに同行することになり、5時間以上もお話しをする機会を得ました。

「写真の仕事なんてもう時代的にない」
「あるのは、◯◯さんの仕事」

わかるが、それを言われるとどうしようもない。事実だとわかるが行き用のないステージ。

すべてにおいてシビアさも違えば、フットワークだって違う、お年はもう70近いのかな。
あっちだ、こっちだ、とても自分だけであれば諦めてしまうところまで行こうとする。
「目で見たものしか写真には写らない」
私は脚立を持って走るのに精一杯。

駆け登って、カメラ構えて、息を切らすこともなく即座にシャッターを切る。撮影データはその場でノートパソコンに取り込んで確認、ここまで一分以下。
膨大なロケハンデータを見てさらに目眩。

こうでないとダメなんだね、だから一線なんだね。
ある面評価も頂いて、前に足を出しなさいと言われて、「はい」と答えればいいものを、躊躇して即座に返事できない私、そして躊躇を見逃さない先生。

半歩踏み出せるよう意識改革します。まずは半年がんばろう。

月曜日, 7月 09, 2012

再起動(自分)

自分探しは意味が無い、そんな自分の背中はどうやったところで見られない。 わかるけどね、 名古屋 to 東京、新東名は舗装もよくて考えをまとめるには丁度いい。

そもそもクルマの調子が悪いと思考するまでなくて、イライラがつのってしまうのだけど、 なんとか今回はさほどイライラもしない状態で往復。

 いろんな方のプレゼンテーションを聞いて、あー、これはリセットして望まないと太刀打ちできないと実感。 (いつのまにか、プレゼンで最年長になっていた) 写真集も出してはいないし、出せるサンプルだって平凡なものばかり。
今回はスタートラインにたっただけで満足しなくちゃね。 でもわかったよ。 狙うのはオリジナリティーで、誰がみても唸るだけの存在感。それでいてセンスがいいもの。

 こっちは狙ったものが撮れるのが強み、偶然ではないからね。 あとは、中版CCDのクォリティーで勝負だ。 さてさて、モデル探しからだね、でないと出遅れてしまうから。

写真が嫌いなカメラマンもいるんだよ。(ダメなカミングアウト)

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先週は6人もの方から、カメラマンになりたい。写真で食べていきたいと相談を受けました。(facebook 3名、twitter 2名、Blog 1名)

個別でお返事はしましたが無責任な事も言えないので、Blogには私の感覚をストレートに書いておきます。

なんでカメラマンを目指したのか、
・・・・これ、だめですかね、カメラマンはモテるのではないかと思ったから。
南沙織が篠山紀信氏と結婚したことは衝撃だったかもしれません。
ほんと動機は不純ですよね。

で、かといって、モデルの仕事なんてできれば逃げ出したいほど好きでもなかったりします。

本当に撮りたいものは、かなりドキュメンタリー、今仕事で撮影させて頂いているご葬儀のフォトブックなどはのめり込んで撮れるものです。
ただ広告写真というもので考えると、撮りたいものなど仕事でくるばすもなく、本当はもっとじっくりと撮りたいのに、コストと時間の中でいつも不完全燃焼です。

魅せたいものは何か、商品の知識、商品の歴史、商品のディテール、すべて時間をかけて知ることで深みは増します。深みが増せば、より魅力的に見せることもできます。

でも、それは付け焼刃では無理な相談。
アーティストではない。職人としての取り組みです。

若いカメラマンを見ていると、あまりに不勉強で怒れてくる事しきり。
昔は、そもそも一発勝負で、後ろの液晶で確認なんてできなかったのだよ。
そんな時間をかけているとチャンスを失うよ。


びくびくして、とにかく失敗しない。間違ったことをしない。ミスは仕事を失う事。
だから安全値を見込んだ撮影をする。

それがプロの仕事で、プロであるかぎり、お客さんの仕事でチャレンジをしてはいけない。その為の訓練であり、勉強なんだと。

作家と、職業カメラマンは根本から違うもの。
作家になることができれば、それだけの才能があると自分を信ずることができれば。
それはそれで写真もいいでしょうね、

職人としては辛いかな。
なにしろカメラの性能が上がって、腕ではなくなっていますからね。
生きる場所というのか、腕を振るえる場所がなくなってきています。

私は、撮ることは嫌いです。できれば、自分の目に焼き付けておきたいタイプ。
でもね、仕事であればパーフェクトにこなしますから。
それがプロでしょう。妥協はしません。ただし、時間とコストをきちんと反映した中での作業。それで帳尻が合わないことならプロのすることではありません。

資格制度があるわけでもなく、自分で言うだけでなることのできるのがカメラマン。
試してみればいいんじゃないかな。
ただし、やるからには、コンビニでバイトしながらなんてのはダメだと思うよ。

私、作家目指してますから。今になって、
だからちょっとここからはワガママな写真撮ります。

日曜日, 7月 08, 2012

マクロリングライト いい相棒の予感 MF-18



NISSIN のマクロリングフラッシュ、これはかなり使える道具かもしれない。

http://www.nissin-japan.com/mf18.html


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以外なほど色のバランスもいいし、発光も安定している気がする。
ちなみに、モアレのテストをD700と、D800、D800Eで、
あー、あまりにD700が優秀すぎて困った。

TTLで、近接撮影で使えるストロボ、
時間短縮にはもってこい。R1C1よりずっと使える感じです。
それに、マニュアルにして、モノブロックと組み合わせればさらに展開が容易だし。

残念なのは、77mmまでしか対応していないこと。
まあ、ハッセルのH3Dでは、エイリアンビーズを使えばいいことなので、

普段から持ち歩けるリングフラッシュというのはかなり新鮮かもしれません。

月曜日, 7月 02, 2012

HDRは調整しない。これはフィルムだから。

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HDRというと、写真オリジナルではないと評価される事が多い。
加工だと認識されているから。

でも私は加工だと思っていない。加工でない理由は後から画面をみながら調整することがないからだ。もっと明るく、もっとエッジを立たせて、
確かにソフト上でいくらも調整はできるのだけど、それは写真ではなく、CGの世界。

写真とは撮影するときに完結しているべきだ。当然、レタッチを否定もしないし、必要があれば注文もする。
ただ、自分の作品としてはそんな事は無用なんだ。

ワークフローとして確立された手法があって、パラメーターさえ変えずに処理をしていく。そこから吐き出された画像が完成形なんだ。

HDRを変化させるのは、露出であり、そのステップであり、撮影時にコントロールすることで私の作品を作られていく。

日常の日常は、日常の中に潜む超日常を撮ったもの。
それは亀井基次郎の檸檬のようなもので、そっと爆弾をしかけてくる感覚なのだ。

日曜日, 7月 01, 2012

何処へでも行きますが、オーダー次第

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マダガスカル、アラスカ、フンザ、そういえばいろいろとお仕事で行きました。
まあ、そんなお仕事が多いわけではないので、
さらに言えば、日々、毎日入っている仕事を回していくとなると、なかなか長期の計画は組めませんから。

この一年は自分のライフワークが見えた年でした。ご葬儀の写真は荘厳で、緊張感があり、知識なくしては挑めないドキュメンタリーです。

写真が記録であり、記憶であるとすればほんと向い合って行きたいのがご葬儀の写真です。

ただ、まだまだ世界で撮りたいものはいろいろとある。だからチャンスがあれば貪欲に飛び込んでいきますから。

年間を通じて取り組むカレンダーもOKです。ほんと考える事が多すぎて痩せる思いです。(太っているけど)
季節感とは何か、季節のものが写っていれば、季節感なのか、
俳句で言う、季語だってとにかく調べて、付きあわせています。
シャッターは感覚で押すものではない。調べて、作りこんで、目指したイメージに近づける作業。

さらに、撮影したデータはアーカイブし、複数場所に置いています。すべては日付で言って頂ければすぐに取り出して、媒体に合わせたカラーでご提供します。ネット経由ですぐにお届けします。必要なことはデータ管理、アーカイブができるスタジオであること。


さらに、この夏からは、一般向けの撮影も開始です。肖像撮影、モデル撮影、これはスタジオ、ロケ、問わずお受けします。


私にとってはとても新しいステージです。

金曜日, 6月 29, 2012

あと、10ヶ月でタイムアップ

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1.オーダーで撮る場合はコストではなく、どれだけのめり込めるか
2.B to C を中心に
3.思いを伝えた作品が売れる作家を

なんとも高いハードルを掲げたものです。でももう無理ですからね。
シャッターボタンの押し方で写真が変わるものではない。
写真は準備と、目標と、思いで撮るものだ。

だから目標が低くて、思いがないものであれば誰が撮っても同じである。
まあまあ極論ですけど、最近の通販写真を見るにつけて思うのです。

http://studio-quartz.com/free.html

そんなのなら、商品送ってください。無料で撮影して、データお届けしますよ。
ただ、私も売上はつくらないといけないので、商品は販促としてください。
こちらで換金してしまいますから。

というもの。わざわざ撮影代を計上しなくてもいいんです。タダで撮影しますからね。

なんてサービスしています。ただし、通販で売れるものだけですよ、それと食品はナシです。こちらも困ってしまいますからね。


梅雨明けからはスタジオのペンキ塗りです。コダワリの肖像写真撮りますから。
その為の準備を、

あとは、写真集の感性を目指さないと、
なかなか先に進まない。


Sight
Qualification
Blind spot
Assassinator
Square


月曜日, 6月 25, 2012

憂鬱な時間と退屈な時間

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自然光で、ストレートに、わかるんですよ。それでいい写真が撮りたいし、とれるように意識していたい。

でも、評価が難しい。あまりにカメラの性能があがってしまって、差をつける事ができない。だからどれだけピュアに頑張ってみてもさほど感動してはもらえない。

タイミング、構成、そして表現、
すべてパーフェクトと、80点では差がわからないのです。

見積を作るのが恐怖、これは技術料であって、時給ではないので、ご理解ください。
まあ、こんな事書いてみても仕方ないですね。

時給で仕事したら、感性も、レパートリーも枯れてしまって、次がなくなりますから。
日々、撮るのではなく、きちんと勉強もして、さらには撮影できる場所をあたったり、人の表現を学んだり、蓄えなく日々を過ごすことは怖いことなんです。

木曜日, 6月 07, 2012

日常の日常と、日常の非日常

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毎日撮る、
そんな事は無理だとしても(うむ、仕事では毎日なんだけど)

日常的に撮る、日常の目線で撮る、
その目的は、
いまさらだけど、感性を磨くために、

仕事だと効率と、効果の天秤をとって、割の合う撮り方を目指す。

それではなく、誠心誠意、
葬儀の写真は突き詰めて行きたいし、日常を切り取る行為も突き詰めて、非日常にしたいものです。

日曜日, 5月 20, 2012

日常の日常制作再開

エネルギーに行き詰まったこともあり、日常の日常を再開することに。
考えても答えがないものは表現出来ない。
日本は正しくないが間違いでもない。知らないことは無いも同じが蔓延していて、調べれば調べるほど悩む事になってしまう。

こればかりはほんと苛立ってしまう。

エネルギーを諦めたわけではない。慌てずじっくりと。

でも何もアウトプットを出さないではダメですから。

日曜日, 5月 13, 2012

D800 USB3.0 なぜ特殊なんだ

SONY DSC

別に、市販のマイクロUSBで接続してみましたが問題なくティーザーで撮影できています。
それよりも、Lightroom 4で、認識しないのが不便。

でも心配なので、純正のUSB3.0ケーブルを、
それにしても余分な接点があるんだよなー、

ちなみに、CalDigit SuperSpeed USB 3.0 Express34カードで使用するとかなり不安定なので、USB2.0でしか使えていません。
MacBook Proを最新にしないとだめなのかな、

土曜日, 5月 12, 2012

ソーシャルで嫌な思い

まあ、礼儀として相手のwallを見ましょうよ。で、ちゃんとプロフィールも確認しよう。
迷惑と言うほどではないけど、facebookが嫌になってしまう。

ほんと、礼儀のレベル、

私だって仕事で写真撮っているわけでさ、
日々仕事の事だって書いている。
もちろんプロフィールには勤務先も、サイトだって書いてある。

で、facebook用のプロフィール写真を撮りますと言う宣伝を送られてもねー、
きっとこもblogも読みはしないのでしょうね。

私は更新はチェックしてますよ。4500人だってね。RSSで読んでいるし、プロフィールで分類してる。そうは大きな勘違いはしていないと思うけど。

土曜日, 5月 05, 2012

道理が通らない仕事はしない。

データ渡して、ちゃんと使っておいて、それで値引き交渉はあり得ない。
作品の出来を言うのではなく、「いやー色々と厳しいので」なんていわれても。
であればオーダーするときの問題でしょう。

調べて、計画して、足も運んで、確認もして、
最大限良いものを作ろうとしています。一カ所で気力を失うと、他にも悪影響を与えますので、さっさと切り上げて何も言わないことにしましょう。

悪い処世術ですが、効率的な考え方です。
長くてもあと11年です。60を過ぎて撮りたくはない。暖かなところでノンビリと、本でも読んで過ごします。
それまでに何かを残すために撮るのです。

火曜日, 5月 01, 2012

空間プロデュース



写真を撮るのが仕事、
それは空間を作り出す作業、

会社の資産を活かして次のモデルを作成する作業を、
ネット社会になると立地条件を超越したビジネスモデルだって考えられるはず。

・・・・学校と考えるとアクセスのいい場所となるけど、
こっそりと行く学校となると、駅から徒歩15分もありかも知れない。

ここ、学校のロケであれば最高ですね、

火曜日, 4月 17, 2012

写りがイイより、思いが伝わる

味がある写真を、わかってはいるけどなかなか行き着けない。
オーダーで撮る事が当たり前で、提案など出来るとは思ってもいなかったし、求められてもこなかったから。
記録としての写真。それは商品でも、モデルでも同じこと。
記録に気持ちを入れて、ドキュメントにしなくては。

500gでShift、Tiltができるこの組み合わせがやはり最良、後処理はなしで撮ってだし、それでいて作り込める。

水曜日, 4月 11, 2012

負ける理由(日本家電全滅の訳)

右奥はルノーのカングー、かなり気になるコミューター、
もっと小さなサイズがコミューターだといわれてしまいそうだが、
非力で高速で遠距離は考えたくないから、コミューター。

デザインも、使い道も時代に合わせた楽しさが盛り込まれてる。
これに対して前にいるワンボックスはどれだけ大きくてもウサギ小屋ムード。

パソコンも、テレビも、掃除機もなんと魅力のないラインナップ。
これでは日本沈没ですよね。

書きたくはなかったけどもトヨタの86などはガッカリの頂点。
あー、久しぶりのスポーツカーと期待しただけにガッカリが大きいのです。
すべて盛り込んだらスポーツカーではない。
何を切り捨てるか。40代以上用の懐古趣味ではだめでしょう。
またしても魂の宿らないスポーツカーの誕生です。

SONYも、Panasonicも、今のままでは無理です。情報端末であればApple、掃除機であればdaisonnを選んでしまいますか。

火曜日, 4月 03, 2012

原発の裏

ドキュメンタリーではなく、あるがままの事実を記録に、
行って見なければわかりませんよね。まるで当たり前のように立っている原発。
フェンスの隣にも民家があって、普通の生活がある。家電の量販店が道をはさんで立っているし、パチンコ屋だってある。
これって正常ではないよ。おかしい。

金曜日, 3月 23, 2012

時は流れる、あと何年だろうかね、


そもそも突出した感性を持っているわけでも、感性が磨かれる生き方をしているわけでもないのでこれからが困るわけです。
あと何年仕事をすることになるのでしょうね、
腰の調子からするとそうそう長くもないかも知れません。もっと楽な方法を考えないと倒れてしまいそう。まあ、前向きにたおれようとは思っていますが、それでも痛いことにかわりはありません。

また期がかわって、新しい事業計画が必要です。あと10年の為の1年を使わなくてはいけませんから。去年はカレンダーで12枚を、今年は写真集で100枚以上を相手にします。これはなかなかに高いハードルです。
なにしろ感性ではなく、考えて積み上げて撮るほうですからね。

水曜日, 3月 14, 2012

言いたい事が山のようにある

クオリティは必要とされていないのだろうか。
必要だがコストがさらに優先なんだろう。
悲しいくらいに的外れになるばかり。

さらっと、誰が撮ってもいいレベルでやるのか、それでも維持をはるのか、
こんな事を悩む時点でやってられないよね。

今になって仕事にするものじゃないと思う。

土曜日, 3月 10, 2012

APA中部支部写真展



場所の記憶、
私にとってターニングポイントになった場所が八事山興正寺かも、
なにしろ金にならないシャッターは切らないと決めていた私が作家的な動き方をしようと決めたのですから180度の方向転換、

とてもストレート、スタンダードに除夜の鐘を撮りました。
1月1日はすべての日本人の誕生日なんですから。(数え年って凄い考え方だよな)

さて、今年は作家的な動き方加速させましょう。

月曜日, 2月 13, 2012

物事はなかなか思うように進行しない



ビジネスでも、生き方でも、
すべてを立てることは不可能だ。と、なると、何を切り捨てていくかが肝心。

そろそろ覚悟しないとね、きちんとした途中でリタイアできない会をスタートさせないとダメみたい。となると進むしかない。

あとは、これまでの集大成を作ること。
写真の世界でね、

プリンタのひとつすら自由にはならないのに、春には完成させよう。
200Pは欲しいな。

「フロイト」サブタイトルは、「夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である。」



金曜日, 2月 10, 2012

思い余って大風呂敷、今から何をすべきか。



ダッチロール、悪い例えかも知れない。そのまま墜落してしまえば、
ただ、ダッチロールしても、その間の経験を生かして次につなげることができるのであれば、

カメラの進歩はすごいもので、誰でもそれなりのものは撮影できてしまう。それはそれ、通販であれば、バックヤードをスリムにして、できるだけ低価格で提供したほうがいい場合もある。格好をつけてみてもだめなわけで、そんな仕事に手をだしてもプロとしての価値は見出してもらえない。

写真の部分は、ワガママに写真家します。今になってね、それもおかしいんだけど。

生きる為の仕事ととしては、葬儀の写真を中心にしたい。これ、記念写真ではなく、記録写真であり、究極のドキュメンタリー。
宗派、地域性、格式、すべてで勉強が必要なことばかり。
とにかく撮影していてわかったので、身分証明が重要だということ。決まったタイミング゛て、家族写真を記念に撮るのであれば、葬儀なんて関係がない。上手にひな壇組んで、全員が目つぶりしていない写真でいい。
でも、ドキュメンタリーとなると、厳粛な葬儀の式中に導師よりも前にでることもあれば、シャッター音を響かせることもある。

だから、導師には安心して欲しいし、当然遺族からも安心してもらいたい。
もちろんその為の組織を作ります。葬儀記録の勉強をしたものだと認定する組織。

そのためにまた走ることになりそうです。(やっと歩いたのにね、)

日曜日, 2月 05, 2012

死に様を考えてみると、着るものも考える



ご葬儀の写真を撮りだして考え方が随分と変わってきた。
食べるためとか、仕事だとか、そんなものではなくて、これでライフワークなのかなと、

たぶん身体が動く間は撮り続けたいと思うはじめてのものかも知れない。
なにしろ奥が深いし、状況は刻々と変わるし、同じものはひとつもない。

葬儀をみていて思った事、
慶応大学は凄いな、どれほど慶応大学のエンブレムのブレザーを見たことか、
それだけみんな背負って生きてきたんでしょうね。

そこまでではなくても、お棺に入れてもらう衣装はとても気になりだした。

お年を召して、大往生の方はお遍路さんの衣装でも違和感ないけど、ある程度まではビジネスの戦闘ウェアで送って欲しいかな。

着こなしたブレザーがいい。今の生き方としては、リーバイスのジーンズにオーダーで作ったダンヒルのブレザー、これがいいかなと思いだした。であればお棺に入ったときに格好がつく。

こんなこと今まで考えなかったけどね、
それが死に様というものさ、

金曜日, 2月 03, 2012

スタッフ5名での撮影に facebookの偉大さ



器の撮影に、料理も入れて、夏用の写真ということで、夏の食材探しに奔走、
随分と予算を使ったのではないかな、

Facebookで知り合った方に仕事を依頼するという事で、
それにしてもスムーズに進行して2カットイメージ写真の予定が、単品も含めてすべて撮影完了。

簡単に撮ってしまうではなく、きちんと作りこんで撮影する快感を久しぶりに感じる一日でした。こんな撮影ばかりだといいのにねー、

https://www.facebook.com/majyosauce
フードアナリスト 今井さんの魔女のソース

木曜日, 2月 02, 2012

こだわることは美しき事、



明日は冷やし中華を含む夏向けのガラス食器撮影、
ありがたいことに写真を気に入って頂きかなりの数を撮影予定。

ハムではなく、焼き豚でやりたい。であれば、焼き豚からつくろうと準備は進む。
採算的にはどうなんだろう。なんとかちゃんとやれる。であればよりこだわって作ろうじゃないか。

売るためには相応しい写真、相応しい写真にはきちんと作れるスタッフ、
そして、思いが必要。

プロとしての仕事をしましょう。でなければ次の時代に不要な職業になってしまう。

月曜日, 1月 23, 2012

この梱包で壊れる扱いとは何だ


まあ、狙った嫌がらせとしか思えないほどの破損。これでは中国と仕事するのは無理だね。話はあるもののインフラがなくては無理だね。

木曜日, 1月 19, 2012

やらなければならない事、正しい写真



セオリーとか、バランスとか、広告写真では幾つかのノウハウがあるけど、葬儀の写真ではそんな甘いものではない。
喪主であり、導師であり、さらには死んでしまった人に対しての接し方すべてが求められるから。

各宗派で、地域で異なる葬儀の手順であり、やってはいけない事、外さずに撮らなければいけないシーン、あまりに多くの知識を必要とされる。

これきちんと伝承する、教育をする仕組みが必要です。でないと記念撮影はできますが、葬儀の記録としてきちんとしたものを作ることはできない。

ご住職、導師が心配をしなくてもいいだけの知識、残した記録がどこに出しても恥ずかしくないものにするため、きちんとした資格を作る必要があると思っています。

さて、最後の瞬間を記録するというドキュメンタリーを成立させることにしましょう。

火曜日, 1月 17, 2012

作家としての写真、作家としての思い込み



私が知りたいのは人間の目の都合のよさ、見えるはずのないものまで見えてしまう。
もっと正確に言えば、人間は補完して見ているのに、カメラは不自由にも1/100も表現してはくれません。

机の下にいる猫、人間の目は捉えてしまいます。机の上がどれだけ明るく、机の下がどれだけ影で暗いのか、そんなことはお構いなしに見えてしまうのです。

望遠レンズで引き寄せる、マクロレンズで覗き込む、すべて人の目ほどは機能していません。この3年間はいかに作りこむのか、いかに人の目に近づけるのか、たぶんやりつづけるでしょう。答などないから。

カレンダー、おまかせの扉写真、いろいろと仕事にもなり、わがままな作家として仕事にもなり、うれしい限り。

そして、次のステップは作品を気に入って頂いた方から、好きに使ってよいとのスペースを提供して頂くステップまで、



ちょっとだけ田舎から出ます。今度は山手に、週に2日は作品を作らないとダメですね。でないと、出遅れた作家ですから。

日曜日, 1月 15, 2012

三つ子の魂100まで、ちょっと違うか



スランプは、横浜・横須賀へ、3年かかって芽がでないのだから諦めたほうがいいのかも知れないけどね、

大学に行く時に「お前は田んぼの中で生まれて育って、センスで勝てるわけがないだろう」と言われて、その時にかかっていたのが、サザンオールスターズの"勝手にシンドバッド"、身にしみる言葉で、それ以来悩まず、センスなんてものは当てにせず、ややこしいことはせずカタログに、パンフにチラシに、単純な物撮りに専念。
まあ、これであればセンスも必要はないからね、

でも、カメラの進歩はまじめにやるだけでは無理な世界に突入、
さーて、これは困ったね、センスに頼らなくてはダメな時代に入ってしまった。

まるごとオーダーでお受けしますよ、必要なアート作りますから。今回はBLUE_

水曜日, 1月 11, 2012

週末は横須賀行き、横浜泊



鎌倉泊で行きたいところだけど、のんびりと行くには欲張らないことだと認識。
これまで余裕がなさすぎた。
走って行って、そのまま撮影して、そのまま帰る。
撮影なんだから余分な時間もお金もかけたくないというのが本音。
何か追い立てられているようなもので、そうでないと心配になってしまうから。

作品ってなんだ、自分の言いたいこと。
言いたいことってなんだ、
それは思いが飛び出しそうなこと。

https://www.facebook.com/events/173074136100752/

WOMB CONSCIOUSで、写真集作ると公言していますから。で、WOMB CONSCIOUSって何か堂々巡りして、今の答に至った。


それは何か生まれる場所、ガラスが生まれる溶鉱炉であったり、じっくりと悩んで写真家が誕生する場所なんてのもいいね。

月曜日, 1月 09, 2012

テレビ塔は役割を終えた->ても私は戦うよ



テレビ塔は役割を終えて観光施設として残るのか、何にして残るのか瀬戸際。
でも、時代の流れは厳しいもので、隆盛ははかない。

テレビはデジタル化して、無理やり生き残ったが、ほんとうにこんな規格でよかったのかな。驚くのはデジタルテレビの上り信号のやり取りと電話でそれもアナログときたものだ。ほとん考えてこんな規格になったのかな。

日本全国シャッターが閉まった商店街になって、すべては通販になってしまうのかな。
せめて通販であればプロの写真使ってほしいものだな。

おしなべて、全面白のボックスで撮影した商品写真ばかりで、ねぼけたようなものばかり。
ちゃんとハイライトとシャドーがコントロールされてしかるべき。

売るためにはできるかぎりコストを省いて安価に提供することがいいのかね。

以前、DM(ダイレクトメール)最適化の話のときに目からウロコだったから。
購入しそうな層を把握して、効率的にDMを発送するのはムダな事だと。
そんなところにコストかけるくらいであれば、その分量で大量にばらまいたほうが効果的だとか。あー、まじめに考えるより、物量作戦だったり。低価格路線ばかり。

でも、そうではない何かもあるはずだからね。今年もまじめにクォリティーです。