月曜日, 2月 14, 2011

雪の真理描写



写真は真実を撮すものなのか、
出来る限り真実でありたいと思うし、商品撮影であれば、それが必須の事柄。
でも、そうとばかりも言っていられない。

真実以上に真実を伝える必要があるかも知れない。
事実以上によく見せるなんて小細工もあれば、大きく見せたい、小さく見せたいというオーダーに応える必要だってある。

でも、自分勝手に真理描写をすることもある。
これは私にとっての怖い雪、不安な雪、

HDRで、どこまでリアルになるだろうか。

20110212-_DSC3152_tonemapped.jpg

SONY NEX-3 で、HDR、これで精密描写ができるのであれば大満足、
スティールの質感であり、空気感(透明感)は、ある程度満足できるもの。

あとは、不自然さの解消です。難しいのはこれ以上に自然に仕上げると何をしているのかわからなくなります。

自分流、ほんと難しいものです。これができれば先に進めるのでしょう。

金曜日, 2月 04, 2011

低照度下の撮影、D3sの独壇場ではない



高感度が利用できるのは、Nikon D3sの強み、たぶん同じ程度の照度で撮影可能だろう。ただ、あの甲高いシャッター音が本堂に響き渡るのは確実。
これ、けっこう気になる部分です。あくまでイベントでのカメラマンは黒子、いかに主張しないかが勝負です。

SONYの場合は、CCDの感度を上げるのはなく、複数露光をし、ブレなどのズレを補正して合成することで解像度を得ている。
これ効果絶大で、ある程度の照度までならノイズも問題なく使用できてしまう。
唯一文句を入れるとすると、絞り開放でないとできないとか、合成の各レイヤーの強さなどが調整できないことだろうか。

強い写真、興正寺節分会



HDRはやはり飛び道具で、真に強い写真を撮るのであれば、がっちりとコントラストを立てた写真が欲しい。
暗い中で500mmの望遠レンズ。一脚で重心を保って、どちらにも転ばないようバランスを取る。
住職の真剣な顔に必死でフォーカスを合わせてシャッターを切る。ハーフミラーのα55は衝撃がなくていいのだが、
どうもレンズの作りがよろしくない。近寄れない中望遠だったり、自重で下がってしまう大口径ズーム、
機材がおもいどおりにいかないとストレスになるばかりだ。

木曜日, 2月 03, 2011

JAGAT PAGE2011 HDRでのレタッチ



ほんと、プロ集団の中で講演するのはみが縮む思いです。今回は、ソラリスの伊藤さんのおかけで随分と気が楽でしたが、こちらは実験値と推測で話をしているので、「なぜ」と聞かれると、結果としてこうなんです・・・としか説明ができないのです。このあたりは辛いところです。

きっと来年には別の切り口をみつけておかないと食べていけないのでしょうね、進歩は過酷な勉強をしいるようです。