日曜日, 10月 31, 2010

スタジオを改修


かなりの大騒ぎで天井のぶち抜きと、壁面の造作撤去を、
これで倉庫移転は遠のきました。
モデルだってこれであればかなり自由に撮れるかと思います。

土曜日, 10月 30, 2010

嬉しい話はやって来る

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写真は、ゆみちゃん、韓流スター風と笑ったもの、
なんで古い写真がひっぱりだされたかと言うと、素敵な話が舞い込んできたから。さわりはメインのBlogでしましたが、MM(modelmayhem.com)経由で作品を作りませんかというメッセージが舞い込んだから。

あー、ネットは繋がっているんだと実感。
たくさん出してきたかいがありました。仕事の話も嬉しいですけど、今の私には作品を作る事が優先です。

難しく考えるよりもストーリーをひとつづつ作りこんで行くべきでしょう。
今度のストーリーはなかなか楽しそう。時間がないのも面白い。

古い写真ひっぱりだして自分の色を再認識です。

水曜日, 10月 27, 2010

写真家という名称

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コマーシャルフォトグラファー、
雑誌、カタログ、パンフレット、新聞、いろいろと仕事をしてきたが、さすがに失望をしてきました。
ひとつは人の足の引っ張り合い、言葉尻を捉えて、自分の世界の範囲で、
ある種、フォトグラファーの集まりというのは限界なんだと実感しました。
もうひとつは、クォリティーとか、対費用効果とかで多くの場合精密でコストのかかった写真は必要とされていない事実。

こうなると写真で食べていくのは辛い作業です。

だから方向性を決めて異なるチャレンジをしなければいけません。
あえて紙を使って写真集を制作する意味があるかどうかはわかりません。別段流通経路を確保してやる作業でもありません。
しいて言うならば知った人に原価で提供する予定です。

ビジネス、いや、ビジネスではなく、今の自分を明確にする作業です。

内容は何か、
写真の不自由さを開放する作業。人の目と脳にいかに近づくのか写真で再現すること。
SIGHT(視覚)

今整理をしています。整理をすると足りないものがわかります。足りないのは自分の意志、
これで自分をさらけ出すという覚悟、

日曜日, 10月 24, 2010

路上でライティング(写真よりライティングが好きなんだ)



HDRになぜはまるのかがやっと自分でわかった。これはライティングなんだ。
Photomatix proにやられているうちは誇大なエンハンスに目を奪われるが、本質は太陽のライティングを適正にしていく作業。

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太陽や、その場にある照明を利用してライティングをしていく。
スピーディーで、とても効果的な仕組みだけど、現場で確認することができない。これはフィルムの時の感覚。
一発勝負で目的の仕上がりを作っていく。
カメラの性能、レンズの性能、あまりにも正直にでるので怖いくらいだ。

たぶんこれからは太陽でのライティングにのめり込むことになりそうです。

水曜日, 10月 20, 2010

人間の目はライティングするのではない

_DSC4308_tonemapped-Edit.jpg

写真=ライティング
物を見せる=ライティング

でも、それは正しくなかった。なにしろ基本のライティングは太陽であり、一灯のライティング、
ただし、あまりにも強いのですべての反射を利用している。

適切露出を詰め込んでいくHDRは自分の目に近い存在だと思うのだ。

月曜日, 10月 11, 2010

SIGHIの発見



物事のスタートは発見だ。最後の一瞬で気がついた。
はだか電球をマジマジと見る。フィラメントが焼けて、発光しているのが見える。でも、電球の表面にはメーカーのマークが白い文字で書かれている。不思議だ。これだけの明暗差があるのに、まぶしい発行したフィラメントをバックにして文字が見える。人の目、そして、人の脳が処理した映像。まったく写真や印刷で太刀打ちができるものではない。
最後の一瞬、ほんと最後の一瞬だ。2010年3月17日、東芝は白熱電球の生産を終了しLEDにバトンタッチした。


日曜日, 10月 10, 2010

写真集「SIGHT」視覚の不思議



SIGHTの謎
人の目と頭はとんでもなく高性能だ。ほぼどんな物でも見えてしまう。
それは写真という道具と比較しての話。

そもそも如何に精密に物を捉えるのか、いかに記録するのかという目的で写真は作られた。
それは絵とて同じで、何かを記録するために誕生したものだ。

しかし、記録はいろいろと細工される。これまで広告写真という世界で使ってきた記録はより良く見せる。より欲しくなるように記録するのだ。
ライティングを工夫し、より質感を強調する、また、ときとして質感を無くすることで良くも見せてきた。
広告としての写真は惚れ込んで、売れるようにつくり込む作業だ。

SIGHIは、もっと幅広く情報を記録する。写真、そして印刷という限界で表現しなかった部分を再現する作業なのだ。