SIGHTの謎
人の目と頭はとんでもなく高性能だ。ほぼどんな物でも見えてしまう。
それは写真という道具と比較しての話。
そもそも如何に精密に物を捉えるのか、いかに記録するのかという目的で写真は作られた。
それは絵とて同じで、何かを記録するために誕生したものだ。
しかし、記録はいろいろと細工される。これまで広告写真という世界で使ってきた記録はより良く見せる。より欲しくなるように記録するのだ。
ライティングを工夫し、より質感を強調する、また、ときとして質感を無くすることで良くも見せてきた。
広告としての写真は惚れ込んで、売れるようにつくり込む作業だ。
SIGHIは、もっと幅広く情報を記録する。写真、そして印刷という限界で表現しなかった部分を再現する作業なのだ。
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