火曜日, 1月 17, 2012

作家としての写真、作家としての思い込み



私が知りたいのは人間の目の都合のよさ、見えるはずのないものまで見えてしまう。
もっと正確に言えば、人間は補完して見ているのに、カメラは不自由にも1/100も表現してはくれません。

机の下にいる猫、人間の目は捉えてしまいます。机の上がどれだけ明るく、机の下がどれだけ影で暗いのか、そんなことはお構いなしに見えてしまうのです。

望遠レンズで引き寄せる、マクロレンズで覗き込む、すべて人の目ほどは機能していません。この3年間はいかに作りこむのか、いかに人の目に近づけるのか、たぶんやりつづけるでしょう。答などないから。

カレンダー、おまかせの扉写真、いろいろと仕事にもなり、わがままな作家として仕事にもなり、うれしい限り。

そして、次のステップは作品を気に入って頂いた方から、好きに使ってよいとのスペースを提供して頂くステップまで、



ちょっとだけ田舎から出ます。今度は山手に、週に2日は作品を作らないとダメですね。でないと、出遅れた作家ですから。

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