木曜日, 6月 30, 2011

物言わぬ商品、物を言うモデル



何か言ってくれないと不安になるものです。ものばかり撮ってきたフォトグラファーはとても独りよがりです。
お客(クライアント)が良いといえばそれでいい話で、すべて押し殺してそのお客の好みをトレースすればいい。

なまじ、自分の好みであったり、押し付けがましい感性を披露するのはマイナスなだけ。

これって、商品撮影のジレンマであり、戦ってみたり、あきらめてみたりしながら何でもできるところまで腕を磨くプロセスだと思うのです。

これに対して、モデルを使った撮影であり、肖像写真の撮影で、異なる世界です。

今はスタジオでの撮影、次は、デートしながらの撮影も楽しいでしょうね、
きっとまた別の一面が見えることになるのでしょう。

自分の写真をみて、私は誰なんだろうという問いかけなんて、とてもいい爆弾をしかけたきがしています。

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