木曜日, 3月 04, 2010

ダイナミックレンジのコントロール



コントロールできないHDRが面白いのか、HDRであってもコントロールできないとダメなのか。
そもそももとの画像の何に対してどう取捨選択が行われ、どれだけ丸め込みがされているかわからないHDRではコントロールのしようがない。
効果を下げて使うのであればある程度破綻しない画像は作れるが、それでも確実なコントロールではない。
特に彩度を上げると明確に破綻する。だからグレーがかった状態が安全値、
まだまだですね、自分の欲しいだけの画像にするのは、

やはり偶然ではない、狙ったラインにいかに近づけるのか、
そのためにはデータをとっていくしかないのでしょう。カメラのデータはいくらでもわかりますが、その場所の光の状態、反射の状態を記録するすべがない。
とすると、比較することが数値的にはできない。このあたりが難しいところです。

木曜日, 2月 25, 2010

擬似的なHDR



LabのLチャンネルだけで擬似的なHDRの輝度チャンネルを作成し合成したもの。レンジが広がっていないので、HDRではそもそもないんだけど、表現手法としては雰囲気的に好きなトーンに。

月曜日, 2月 22, 2010

ハイエンドの一つの回答



HDRはハイエンドの一つの答えだと思っている。ただ、不自然なトーンと色のHDRではなく、いかに表現レンジ内にトーンを押し込むかというオーソドックスなHDR、

そもそも、写真の表現は、最終的な媒体に対していかにトーンを押し込むかが鍵だった。出来上がった写真だけ考えているとそうでもないが、印刷というダイナミックレンジの狭いところに表現するには技術的な方策が必要。
これまで印刷の分解オペレーターに頼っていた技術だが、デジタルとなるとフォトグラファーだってコントロールできる。

となると、HDRでさらなるトーンを押し込んでみたくなるのが次のステップ、

ただ、これが難しい。全部を中間調で仕上げるため、白がグレーになってしまう。これを避けるには欲しい白に対してなんらかの手立てが必要。

この写真のナンバーは白い部分がグレーになってしまい中途半端な出来合いに。
まだまだ前処理でやらなければならない事がいろいろとある。

このあたりは研究が必要だ。

日曜日, 2月 21, 2010

愛車の撮影はいかがでしょうか、



残しておきたい記念に、基本メニューは、A3の額とデータですが、最大サイズはB0でも不足しない解像度で制作いたします。

HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)で制作するため、たいへん手間ですがびっくりするくらいドラマティックに仕上がります。

http://order-photo.com/car.html

土曜日, 2月 20, 2010

作品をTシャツに



あまり、Tシャツ向きではありませんが、オリジナルという点では唯一のものに、
フォトグラファーがオーダーで撮るばかりじゃない。様々なものに表現してもいいはず。評価はその後に。

ということで、いくつかのサンプルが完成、すべての写真でオーダーをお受けします。

水曜日, 2月 17, 2010

南米チリの街に



facebookと凄いと思う、なにしろ世界につながっている実感がダイレクト、
チリの旅行会社の壁用らしい。

こんな仕事のオーダーが増えてくれるといいのですが、不思議な仕事歓迎です。何にでもチャレンジします。

月曜日, 2月 15, 2010

インパクトよりもハイエンドがいい



HDRをやってみると、いかに自然に仕上げるかが面白くなる。不自然でもインパクトをって考え方もあるけど、それであれば、Photoshopで触ってしまったほうが簡単だ。

いかにパンフォーカスにして、いかにノイズの少ない画像を作るのかが鍵のようだ。三脚も持ち運びにいいものじゃなく、本格的に重いものを選ばないといけないし、レリーズも必要。
雲の流れとか考えると手早く複数カットを撮らないといけないし、風になびく草も曲者だ。いろいろと考えることがいっぱいあってそれでいて予測がつきにくい。

このカットは、1段づつ、7カットから制作、3カットで、2段でもいい気がするが、ブランケッティングのメニューにはそんな設定がないので、強引に7カットを、

Photomatix Proのほうが、設定パラメーターが多いのと、バッチ処理ができるのでPhotoshop CS4でやるよりいいようだ。Photoshopのほうが仕上がりが良ければ、マクロを組まないとたいへん。

あえてHDRに向いたものを撮影するのではなく、日常的な景色をHDRで撮っていくことにしよう。

仕事につながるポートフォリオの作り方



コマーシャルフォト、2010/03の記事、
確かにと思うこともあれば、うーーーん、うなる部分もあり、

確かにコスモスの高価なモノを使いたいという欲求はありますね、ちゃんと写真が見えますから。
一冊はボックスも付いているコスモスのポートフォリオブックは持っています。
しかし、自分のギャラリーに置いておくモノになっています。

きっと東京のきちんとした雑誌社とか、エージェンシーに見せるのであれば、その場で見せれば済むのでしょう。
ちゃんとそれでわかって頂けてタイミングがあえば仕事にもなるのでしょう。

それは羨ましい環境です。自分の状況はどうかと言えば、ポートフォリオだってほぼ使い捨て、
渡してこないことには仕事につながることはない。

置いてきてこそ、取りにも行ける、
取りに行ったときに再度話を聴いてもらえるというもの。

だから、5冊くらい同じものを作って、ぐるぐると回していく。
そのうちに戻らないものも出てくるので追加していくというもの。

こんなんですから、エプソンの1000円のものがもっとも便利、これに、すべて説明した文章をつけて置いてくる。
これだと、忙しいと言われても、受け付けで置いて来ることができますし、何かのタイミングで取りにもいける。
(だめだ、手の内をあかしては・・・・)

ちなみに、

コマフォト、3月号 75ページに、二人展「昭和38年から85年へ」を紹介して頂いています。
http://s38.jp




土曜日, 2月 13, 2010

八事山興正寺夜景





不思議な絵になるものだ。HDRで処理すれば人間の目に近い表現が得られるなんて書かれているが、とてもそうは思えない。

パラメーターでも間違っているのか現在調査中、でもこれはこれで素敵なんだけど。

木曜日, 2月 11, 2010

HDRを自由に使ってみる



露出を変えた複数の写真を合成して、より広いレンジを再現するHDR、
本来はきちんと三脚に立てて露出のみを変更するものだが、あえて若干のズレを作ると面白いことがわかった。
ブレでもない、それでいて動きもある写真になってくれた。

確かに空と、反射光の壁、スポットライトすべて適性露出で、ちょっとズレがあって不思議な感じだ。







月曜日, 2月 08, 2010

雛の時間 昭和85年



雛の時間がやってきた。
シャッターが閉まった商店街、今や地方の街では見慣れた光景。電気屋、八百屋、金物屋、
無理もない。大手の量販店が郊外に進出すれば価格競争で勝てるはずがない。
さらに、若者は都会に出て行くし、買い物だって都会に出た方が都合がよい。

交通機関が発達し、通信網が発達し、いよいよ街の商店街が生き残ることは苦しくなっている。

まちおこし、ちょっとでもイベントを、
商店街の集会所、閉めてしまった店舗、そこに古くからの雛人形を持ち出して雛祭りをイベントにしている。

古びた日本の赤、ちょっとわざとらしい空気が流れるが、間違いなく歴史に裏付けられた日本の美がある。
惜しむらくはそこには本物がなく、観光展示という軽さがあふれていることだろう。

木曜日, 2月 04, 2010

東京にて思うこと



ただいま東京、PAGE2010は新しい刺激でした。

話すとなるといい忘れた事が多いもので、きちんとメリットが伝わったのか後から不安に思うことが多いものです。
プレゼンテーション(禅)を読んで、いかにビジュアルでイメージを伝えるのかは勉強しましたが不安でできない自分がいます。

やはり当たり前に話すことを箇条書きしてしまいますし、メモには言うべきことが山盛り。
各ページで考えてみると、この箇条書きのなかの1/3も盛り込んではいないのですよね、

それでも2時間という時間はすぐに過ぎ去ってしまう。メガネをかけずに話しているので、最前列の方の表情しか確認はしていませんし、(メガネをかけると、自分のパソコンのモニターが見にくいという肉体的劣化がありますから)不安ばかりが残ってしまいます。

制作をとりまく状況は、新しいものは東京から伝播し、悪い影響は地方からスタートすると思っています。
だからヘタをすると、地方は新しいものが入る前に劣化していることすらあるのです。

特に仕事が薄い、単価が下がるという状況は、この法則が顕著です。量があれば影響は薄れる、量がないと、大きくパーセンテージに現れてしまう。

様々な方法論を唱えてみても作る側の環境が整備され、これまで数百万円投資しないと作れなかったものが、数万円の投資で作れるようになってはプロとしての意義はクォリティーでしかありません。
このクォリティーも、単純にいいというレベルではなく、予算を超えて画期的に良いというレベルに引き上げないと意味を持ちません。

とにかく影響力があるまで自分が大きくなるしか根本の方法はないでしょう。

次は、2/6 二人展のオープニングアクトパーテイーです。
時間は19:00スタート、GALLERY-QUAERTZで行います、(参加無料)

アクトは、二人の弟子にあたる写真家の展示です。そりゃもう、DNAというか、作家と職人というか、色がよく出た展示になりました。
是非ともご参加ください。





水曜日, 2月 03, 2010

PAGE2010 私はやはり印刷が好きなんだろうな



PAGE2010 で久しぶりに印刷の世界に浸る、
あー、やっぱり紙がいいな、紙はいじわるでいいな、ちゃんと知識がないと扱えないから印刷はいいな。

これ実感なんですよね、正しい色、正しい表現、確かに制約もあるわけで、WEBだ、モニターで表現する以上に手続きも多い。でもちがうんですよね、
今更、アナログのカメラなんて使えない、でも紙はいい、

矛盾しているようで、矛盾ではなく、デジタルになってさらに紙がいいんですよ、
なんたって、アナログだとカメラマンではコントロールできなかった色まで触ることができる。

PDF/X1aなんて私には神かも、





火曜日, 2月 02, 2010

料理もご依頼ください



直接Blogで宣伝するのは嫌なのですが、あまりにも最近のメニューであり、雑誌のグルメ記事でありをみていると、これでいいのかなという写真が多いのでサンプルを。

料理と言うとロケが多いので機材に困ります。どうも物量に頼る癖があるのです。
照明に、デフューザーに、バック紙に、・・・でも、どうしてもこだわると仕方ないんですよね、
やはりあがりに影響があるところですから譲れません。

どうでしょうか、料理なんておいしくみえないと意味がないじゃないですか。

月曜日, 2月 01, 2010

Flickr

This is a test post from flickr, a fancy photo sharing thing.

Parodies No.2 FOCUS



2001年の休刊からの復活、
FOCUS 時代を作った雑誌ですよね、当時の表紙は単色の色バックに三角に切り取った中にイメージ写真を入れたもの。
わかりにくい表現ですが、内容とはマッチングしたものではなかったわけです。

あくまでも内容は刺激的なコピーで表現、視覚よりも文字が中心の表紙、

でも、時代はデジタルカメラ、速報性が勝負になりました。よって、FOCUSの復刊は、ダイナミックな内容とリンクした表紙になるべきです。
というわけで、カリスマモデル「JUNKO」の朝帰り衝撃のスクープが表紙を、これからレイアウトに、
当然タイトルに朝青龍の事件も、小沢幹事長の話題も必要ですよね、

金曜日, 1月 29, 2010

二つのライン

2010年は二つの作品ラインで制作の望みます。
広告写真の世界は過酷な状況で、カメラの進歩は下からの追い込みを作り出し、CGの低価格化は上からの侵略になっています。
これまで多くの商品を撮影してきたレンジはすでに誰でも撮れる領域になり仕事ととしては成立しない状態です。



私は、カメラが進歩し、簡易なライティングシステムが登場して、社員で商品写真が撮れることは良いことだと思っています。残念ながらカメラマンがどれだけ勉強をしても、商品知識で売っている人にはかないません。当然商品知識が豊富なほど見せるべきところきわかっています。カメラの性能があがり、特殊技術が必要ないということであればフォトグラファーが撮るより、社員で撮影したほうがいいのです。

ただ、特定のモノ、イメージを必要とする写真はまだまだプロの領域です。無理にお手軽な写真でスペースを埋めることは売るというビジネスにおいて逆効果でもあります。
だからハイエンド=プロの仕事、印刷のように知識が必要な媒体、プロの仕事として積極的に営業していく必要があると思っています。

さらに踏み込んで言えば、マツバラのイメージで、マツバラの感性で撮って欲しいという仕事を増やすしかないと考えています。
これまで軟体動物で、どのように撮れと言われても拒否するものでも、反対するものでもなく、何にでもなりきって撮ってきました。この姿勢が代るわけではありませんが、自分らしさをきちんと活かして仕事をしたいのです。

だから、自分の特徴をきちんと出す「作品」を作るという作業は必須なのです。

昭和シリーズ、
ついに今年は、昭和が続いていれば、85年です。この20年間日本のダッチロールがなければどうなっていたのでしょう。まあ、そのまま続いてはいないと思いますが、これほどひどくはなかったでしょう。
熱、熱さ、熱気、それを画面に閉じ込めてやりたいのです。

http://s38.jp
20090531150553

Parodies
モノマネではなく、アレンジ、
いかに消化していくのか、模写ではなく、模倣ではなく、より完成形を求めて、

http://parodies.jp
20090912013641



木曜日, 1月 28, 2010

s38 二人展

いよいよ二人展も週明けからスタートです。ギャラリーは19:00から22:00という夜型運営をします。平日にだれだけ対応できるかと計算するとなかなか難しいところがあり、誰も作家がいないところに来て頂いて対応ができないのもみっともないことですから。

今回は、昭和シリーズというよりも、s38-s85という、生まれてこれまでの集大成です。フォトグラファー二人が同じ頃に同じように写真を目指して、思う部分には大きな隔たりがある。

写真が好きと答える人と、嫌いと答える人の違い
できれば趣味で好きなものを撮りたい人と、趣味では絶対に撮らないだろうという人、

同じ筋道を描いてきても、根本は正反対なのかも知れません。

どう考えても、印象では勝てない人と二人展ですから勇気がいる作業です。

http://s38.jp


CJGカタログでの問題

クリエーターが自分の技量、感性を表に出す機会が欲しい。技量、感性に対して最適な仕事が入れば嬉しいじゃないか。
これがCJGクリエーターズカタログの大元のコンセプト

http://cjg.jp

なかなか難しいですね、今回のできは15点といったところでしょうか。たぶん世に出すとするとかなり平均点を下回ってしまった気がします。もしかしたら出すことが弊害になるかもしれません。
正直どうしていいのかわからないというのが今の時点の状況。

編集という作業はしたくない。枠にはまらず自分の技量と感性を打ち出して欲しいから。自分が最も信ずるところで勝てる作品を世に問うことをして欲しい。
入札でページを買う。買ったからには負けないようにして欲しい。カタログの中で戦いがあって欲しい。

内容的には、
宣伝の方法が意識統一できていなかった。
何ができるなんて広告はプロである以上恥ずかしいことのように思います。プロであればいかに自分の感性を表に出せるか。一枚の作品とその過程を見せるなど、自分の思い、コンセプトを表に出せることが重要だと思います。
この部分で一冊の中で自分が勝つという意識の低さがあったように思います。やはり勝てるジャンルを自分で選ばないといけないのでしょう。

技量的には、
この価格で一冊を作るのは無理でした。そもそも100人、100ページはボーダーラインでしたし、その1/4では大赤字は当たり前です。ただ、その前提も、PDF/X1aで入稿し、ページに貼り込むだけで完成するというものです。
今回、PDF/X1aできちんと入稿できた人はほとんどいなかったと言ってもいいでしょう。カメラマンが一人で入稿はできない。やはりデザイナーと連携して作らないとページにはならないでしょう。フォントの扱いも、レイアウトも未熟なまま出せばマイナス効果です。

そして、色も管理されているとは言えないものでした。カメラマンが出す色は自分勝手で、自分が綺麗に見えればいいというものでした。しかし、実際の仕事では完成品で評価されます。このギャップが新しい時代に対応できていないのです。
いくらなんでもOS9時代のレガシーな仕組みでは今の時代に対応できないでしょう。

次回の方法をどのようにするのか、編集を入れるのか、それとも今のラインを貫くのか、難しいところに入り込んでしまったようです。



土曜日, 1月 16, 2010

セルフプロモーション



なかなかセルフプロモーションと言ってもやり方は難しい。

まず、誰に対して訴求するのか。YouTubeに公開してわかったことは、やはりどれだけ刺激的なタイトルをつけるか、さらに、どこに笑いを入れるかであり、作品を作品として真摯に見て頂ける環境ではないと思い知らされた。

Flickrは随分と作品に対して的確なコメントを頂ける、Facebook、Myspaceは、とかくつながりを重視するために、批判的な評価は得られない。不要に持ち上げてしまう傾向にある。

これまでいろいろな事を試し、チャレンジしてきて、即効性のある方法はないと言うことだ。
日々、作り、日々、アップし、日々、評価に耳を傾ける。Blogはあくまでも入り口であり、きちんと自分のサイトを整備することだと気づく。

より効果的なプロモーションをと、CJG(クリエーターズ・ジャパン・グループ)を深澤明さんと、土屋敏朗さんと意を共にして立ち上げたが、なかなか難しい壁に突き当たっている。
意志と、クォリティーを維持できないのだ。

プロモーションとは自分を売り込むことで、そこで負けてしまっては意味がない。勝つとは総じて取り組むのではなく、ポイントを絞って勝てるポジションを築くことだと思う。
どうも場当たりで作品を出す人が多い、目的意識が希薄、本来はBlog機能も自分の思いを書き、いかに企業広報に、広告代理店に、印刷会社に売り込むのかを綴るべきだが、そんな意識が芽生えてこない。

私は、広告としてモノが売れるよう正しく商品を伝えていきたいと思い写真をとる。それは、商品を正確に撮影する場合もあれば、商品のイメージを高めるためイメージを作り込む場合もある。
風景であっても、グラビア的モデル撮影であっても思いは同じだ。綺麗に、かつ、印象的に、それは商品を売るための道具であり、広告写真家として当たり前の取り組みだ。

技術も、感性も、モノが売れるというところにつながらなければ失敗だと思う。